名入れプレゼント・名入れギフトのKARIN

退職する方へ贈り物をするとき、のしをどうすれば失礼がないかと頭を悩ませている方も多いのではないでしょうか。今回は、退職祝いを贈る際に役立つのしの選び方、書き方を紹介していきます。

プレゼントをデパートなどで購入する場合には、包装の体裁を聞かれます。その際に「上司への退職祝いなのですが」などと相談すれば、ふさわしいものをつけてくれるのでお任せしましょう。ただ、自分で用意しなければならない場合は、以下の正しい表書きの書き方を参考にしてください。

・定年退職
表書きは「御祝」「御礼」「御退職御祝」、水引は紅白の蝶結びにします。
職務を全うしたというイメージから結び切りの水引かと連想されますが、これからの第二の人生の門出という意味でも蝶結びを選びましょう。

・転職・独立
表書きは「御礼」「おはなむけ」、水引は紅白の蝶結びにします。
「おはなむけ」は新たな旅立ちを祝福したいときに、ふさわしい表書きです。

・結婚退職
表書きは「祝御結婚」「寿」、水引は紅白の結び切りです。
結び切りの水引は結婚や快気祝いなど、一度だけのお祝いであるべきケースに使用します。

・出産退職
表書きは「御礼」、水引は紅白の蝶結びです。
出産なので「御祝」を連想しますが、万が一のケースに備え、表書きに「祝」の文字は使わないでおきましょう。

表書きの下段には、贈り主のフルネームを上段よりやや小さく書きます。複数名連名の場合は、3名までは贈り主の中で最も役職や年齢が上の人を中央に書き、残りの人を左に並べて書きます。同格の場合は五十音順にします。最近は、バランスを重視して連名全体を中央に書くのが一般的です。4名以上の場合には、代表者の名前をフルネームで中央に書き、その左側に「外一同」という文言を名前より少し小さめに書きます。

金額の相場ですが、職場で渡す場合は、一人当たり500円～3,000円が相場です。個人で渡す場合は、3,000円～5,000円を目安にしましょう。個人的にお付き合いのある方には少し多めに贈るのがよいでしょう。
中に入れるお札は新札を準備し、のし袋に入れます。中袋の封筒にお札を入れた後、のし袋の上端から折って最後に下端を折り上げます。下の折り返しが表にきていることを確認しましょう。
また表書きにはなむけとして贈ることを意味する「御餞別」と書くこともありますが、上司や目上の方に向けては、使わないようにしましょう。

そもそも、目上の方にはお金を贈るのは失礼とされており、それに相応するギフトを贈ることが多いです。何を贈るか迷ってしまうときには、カタログギフトなどを贈るのも一つの手段です。カタログギフトの場合は寄せ書きやお手紙をプラスするとよいでしょう。
また、あなたの真心をメッセ－ジに刻んだ、名入れギフトもおすすめです。自分に向けられたメッセージや名前が刻まれたプレゼントは、気持ちが相手にも伝わりますし、贈られる方にとっても世界でたった一つの特別な記念品となります。当社でも退職祝いとしておすすめのプレゼントを多数取り揃えています。ぜひご覧ください。

「のし」にもさまざまな種類があり、退職の理由や状況に応じて、表書きを使い分ける必要があることがお分かりいただけたかと思います。
「退職」と一言で言っても退職の理由は様々です。いずれの理由による退職でも退職は人生の「新しい門出」です。お世話になった大切な方が、その節目を気持ちよく迎えられることができるようお祝いできるといいですね。