【退職祝いのマナー】贈り物の渡し方とおすすめプレゼントについても紹介

【退職祝いのマナー】贈り物の渡し方とおすすめプレゼントについても紹介

退職はいずれの方にとっても人生の門出です。お世話になった方に心からの感謝の気持ちを伝えながら、これから続く人生をより素敵なものにして頂けるようなプレゼントを贈りたいものですね。今回は退職祝いの贈り物の渡し方とおすすめプレゼントについてご紹介します。

1.退職祝いを贈る目的

退職祝いは今までお世話になった方への感謝を伝えるために贈るものです。また新たな生活のスタートを切ろうとしている相手への門出を祝う意味もこめられます。そんな感謝と祝福の気持ちのこめたものが、退職祝いです。気持ちが伝わる贈り物を選んで相手に喜んでもらいたいものですよね。

2.退職祝いを渡すタイミング

退職祝いをいつ渡したらよいかも悩むところですよね。一般的には、正式に退職が決まってから1~2週間のうちがおすすめです。退職当日は荷物も多いですし、ご本人も挨拶回りで忙しいので避ける方がよいでしょう。もし職場の部署で送別会を開かれるならば、その席でもよいでしょう。ただ連名の贈り物であればそのタイミングでもよいのですが、個人的に贈る場合は、用意していない他の人が気まずい思いをしないよう、人目につかないように渡すようにしましょう。

3.のしの表書き

のしの表書き

退職祝いの場合は、水引は紅白の蝶結び(花結び)を選びます。退職する方への感謝の気持を表現できる「御礼」や、単に贈答品の内容を示すだけの「記念品」などがよいでしょう。定年退職であれば「御祝」「祝定年御退職」でもよいのですが、自己都合の退職の場合は、相手の心情に配慮するため、またその方の退職を喜んでいるようにとられないようにするため、「祝」の字を用いるときは注意が必要です。

4.退職祝いに喜ばれるプレゼント(退職理由別)

(1)定年退職
お花やお酒、ペアのタンブラー、食事券などが人気です。お花は花束やブリザードフラワーなども人気です。お酒やタンブラー、食事券などは、退職後ゆっくりとした時間を過ごしてほしいという思いを込めたプレゼントです。
(2)自己都合退職
自己都合退職される20~40代の同僚には、文房具やパスケースなどの実用的なものが好まれる傾向にあります。また商品券やカタログギフトも喜ばれるプレゼントです。特にカタログギフトに関しては、新生活に必要となるものを自分で選べるのが魅力です。
(3)結婚退職
結婚退職をされる女性には、生活に彩りを添えるおしゃれで便利な生活家電やキッチングッズなどが人気です。またパートナーとのことを考えてペアグッズなども喜ばれるでしょう。

退職祝いの贈り物の選び方

プレゼントそのものにメッセージを入れた当社の「メッセージ入り・名入れプレゼント」もおすすめです。お世話になった方のことを思い、考えたメッセージを添えることで、退職祝いにぴったりな世界に一つのプレゼントとして喜ばれることでしょう。

5.退職祝いにNGのプレゼント

贈り物としてマナー違反とされているアイテムもあります。まずはハンカチです。「手布(てぎれ)」と書き、「手切れ」を連想させることからお祝いにはNGとされています。また、お茶も弔事に用いられることが多いためお祝い事には不向きですが、お茶好きの方など相手の好みによっては渡す場合もあります。
特に上司への贈り物に避けたい贈り物もあります。時計や万年筆などのビジネス用品などの文具類は、もっと勤勉であれという意味があるため、上司への贈り物には不向きです。靴、靴下、マットなども、足で踏みつけるものなので目上の方には避けた方がよいでしょう。

6.まとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか。失礼のないようマナーを守れば、あとは相手のことを思いながら退職祝いを選ぶだけです。お世話になった方の今後の活躍を願って、感謝とはなむけの気持ちの伝わる退職祝いとなるといいですね。